- 散らかった部屋にストレスを感じるのはどうしてか分からない人
- 部屋が散らかっているのに平然としている人がいるのが許せない人
散らかった部屋を見ると、どうしようもなくイライラしてしまうことはありませんか?
リビングや子供部屋、あるいは自分の部屋に物やゴミが散乱している有様を見て「あーもう!」と声を荒げたくなることもあるかと思います。
しかしちょっと待ってください。
どうして部屋が散らかっているとイライラしてしまうんでしょう?ストレスを感じてしまうんでしょう?
同じ散らかった部屋を見て、ものすごくイライラする人もいれば何も感じない人もいます。その違いは何でしょう?
この記事では、散らかった部屋にストレスを感じる理由と、感じない人がいる理由を解説していきます。
目次
散らかった部屋にストレスを感じる理由
結論から申し上げますと、散らかった部屋にストレスを感じるのは散らかった部屋が自分の思い通りではないからです。
綺麗に整理整頓された部屋がいい。片づけられた部屋にしたい。そんな姿が自分の理想の部屋の人にとって、散らかった部屋は理想の真逆の姿です。
理想があるからこそ、散らかった部屋にはストレスを感じてしまいます。
思い通りにならないときストレスを感じる
人はどんな時にストレスを感じるのか?
それは、自分の思い通りにならないときに感じます。
- 子どもが言うことを聞かないとき
- 素晴らしい仕事の成果を報告したのに、なぜか叱責されたとき
- 時間指定した荷物が時間通りに来なかったとき
ほかにもどんな時にストレスを感じたか、思い出してみてください。それはきっと、自分の思い通りにならなかった瞬間のはずです。
ですから、自分の思い通りという理想が多い人ほど、思い通りにならない結果が増えるためストレスも大きくなります。
逆に、理想が少ない人、理想のレベルが低い人は感じるストレスは小さくなります。
散らかった部屋にストレスを感じない人
散らかった部屋にストレスを感じてしまうあなたとは対照的に、その部屋に全然ストレスを感じない人。
ストレスを感じない人は、部屋に理想が無い人です。片付けされた部屋という理想が無いんです。
片付いていようが、散らかっていようがどちらでも構わない。部屋に対してあるべき姿という理想が無いその人は、部屋が散らかっていても何も感じません。だから平然としています。
ドラマの私立探偵や研究者の部屋は、おそろしいほどに雑然としていて散らかっています。その部屋を助手なんかがイライラして片づけている光景がよくありますよね。
その部屋の主である探偵や研究者にとっては、片付いた部屋は理想ではないので平然としています。一方、助手のほうは片付いているほうが理想ですから、片づけようとしますし、イライラもしています。
部屋に対する理想は人それぞれ
散らかった部屋そのものが、ストレスを感じる原因ではありません。
部屋に対する理想の違いが、ストレスを生んでいます。
片付いた部屋が理想の人にとって、散らかった部屋に平気でいる人は信じられない思いでしょう。

どうしてこんな部屋に平気でいられるのか、きっとまともじゃない!
と叫びたくなる気持ちは分かりますが、ぐっとこらえてください。部屋に対する理想の違いは、押し付け合ってもよい結果は生み出しません。
片付いた部屋を押し付けるよりも、「片付いた部屋がどれだけ居心地がいいか?」という経験をさせるほうが効果的です。
無理に考えを押し付けることは絶対にやめてください。
片付いた部屋にするならミニマリストになろう
ミニマリストは、持ち物が少ない人と言われていますが、その通りであり同時に部屋が片付いていることが多いです。
それは、持ち物が少ないから散らかる物自体が少ないからです。
片付けてもすぐに散らかってしまう…と悩んでいるなら、ミニマリストになって持ち物を減らすことをおススメします。
最後に
散らかった部屋にストレスを感じる理由を解説してきました。
散らかった部屋に感じるストレスが強ければ強いほど、あなたの部屋に対する理想が高いともいえます。その状態では、部屋にいるだけでストレスを感じ続けてしまいますので、部屋を離れるか、何を置いてもまずは片づけてしまうほうがいいです。
もしこの記事がお役にたちましたら、↓のボタンよりフォローしていただけど励みになります。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。