- 散々悩んで買ったお気に入りも不要なものになる
- 自分が変化すれば、お気に入りも変化する
- デカイ物は処分に困る
ぼくの部屋には、棚が一つだけあります。
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5年ほど前、インテリアショップで一目ぼれした棚。それなりに高額であったため、すぐには買いませんでした。しかしそれから1か月経っても頭から離れず、何度もこの棚を使うイメージを作り、「絶対に後悔しない!」という気持ちでついに購入に踏み切ります。
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気に入ったのは、上二段が組立次第でマガジンラックになる点。置く物に合わせて平置きや斜め掛けができるなど、おしゃれなところが気に入りました。ここにお気に入りの本を飾って…と妄想したものです。
そしていざ到着し、組み立てたときにはあれやこれやと本やアイテムを飾り、悦に浸っていました。
しかしそれから5年。
当時散々妄想したイメージは、すでにありません。電子書籍派になり紙の本は1冊すらそこにはなく、この棚でなければならない理由はもう無い。それどころかスペースに大量の余りが生まれ、こんなに大きい棚は要らないと思う始末。
現状この棚を使い続けているのは、デスクトップパソコンの本体を置く場所として都合がいいからという理由だけです。
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逆に言えば、この本体が無ければこの棚を使う理由はほぼ無くなる。もっと小さい棚に買い替えてもいいと思っています。
このデスクトップパソコンも、趣味で3Dモデルを作ろうと思い買ったゲーミングPCです。なのでそこそこにハイスペック。しかしそれももう2年前。全然やっておらず、こんなデカイ箱物はいらない。
これが壊れたら、次は小さいミニPCに買い替えようと考えています。
ミニPCはモニターの裏に付けることも可能なので、棚のような置き場所は要らない。ますます棚は要らなくなります。
結局、買う前にはこれがずっとお気に入りになる!と考えたところで、自分自身が変化していくことで必要なものは変わり、お気に入りがお気に入りでなくなる。そのことを実感しています。
5年経っていますが、特に目立つ傷や汚れもないので、逆にそれが処分に困らせる。大きい物というのは、本当に後々面倒になるなと思いました。
毎日拭き掃除していますので、それがまた拭く手間があることを実感させ、余計に要らないという気持ちに拍車をかけています。こまめに掃除するのも、ちょっと考えものかもしれません。
それではまた。