[雑記]玄米菜食は健康のときじゃないと食べられない

3月に入り、どうにも体調が微妙な日々が続いています。
雪が降ったり、汗をかくような快晴だったりと体がついていきません。

そんな3月に入ってからというもの、玄米菜食がとんと食べづらくなりました。

食べられはするけど、いつもの量は食べられない。
食べてからの胃の調子がもどかしく、それにつられてか疲れも溜まりやすい。

それもあって玄米菜食を準備する気にならず、食べやすい麺類やパン類が増えています。おかげで3月の食費はまだ月半ばにもなってないのに、もう赤信号…

なんとも気が落ちる月となっています。

そんな自分の状態を観察して思うことは、玄米菜食は健康のときじゃないと食べられないのだなということです。

ぼくの食事のメインは、玄米と漬物です。いずれも噛む回数が多かったり、消化に時間がかかったりと食事をする上でかなり負担がかかるもの。その負担が普段であれば負担と感じないのに、体調が落ちると途端に負担に感じてくる。今まさにその負担を実感しています。

健康になるために玄米菜食がオススメ…という考えに少し疑問が生まれています。

そこでふと思ったのは病人食です。病人食は病人のために提供される食事。おかゆや薄味の料理、しっかり煮込まれ消化に負担がかかりにくい。そんな食事が病人食です。

病人食は病人が健康になるための食事。じゃあ、普段から病人食を食べていれば健康でいられるのか?というと、これも違うようです。

一説では、消化に負担のかからないものばかり食べていると消化器系が弱り、病気にかかりやすくなるというものがあります。サプリメントだけの食事をすると簡単に栄養が摂取でき胃腸に負担がかかりませんが、なぜか体調不良になりやすいようです。

もちろん、玄米菜食を病人に提供するのは間違いなくNGです。食べられないか、戻すかしてしまうでしょう。

じゃあ玄米菜食とは何なのか?ということに戻ってくるのですが、玄米菜食は健康を維持するための食事なのではないかと思います。病気→健康へと変化させるための食事ではなく、健康→健康とするための食事。

もちろん、玄米菜食を続けていたとしても全くの無病でいられるということは難しいでしょう。ぼく自身、今は完璧なる健康とは言い難い状態です。しかし、普段において自分が健康だと思える状態は玄米菜食を始めてからは増えていると思います。

玄米菜食は健康なときにこそ食べ、適度な負担が健康を維持する。体調が悪いと感じたら玄米菜食は一時的にやめて、消化に良い食べ物にして体に負担をかけない。体調が戻ればまた玄米菜食を再開する。

風邪気味なのに、激しい運動をしたりお風呂に入って風邪を吹っ飛ばそう!などと考えて悪化させることがないようにしないといけませんね。

食費が嵩んで少しブルーな状態ですが、おかげで玄米菜食について改めて考え直すいい機会になりました。

それではまた。

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