[ミニマリスト]家事の思い込みを手放す~家事の要求レベルを下げよう~

記事の要約
  • 「こうあるべき」という思い込みを手放そう
  • 家事は目的を考えることが大切
  • 目的を達成できれば手段は何でもよし

どうして家事が大変なのか?

それは、「こうあるべき」という思い込みがあるからではありませんか?

  • 食事は化学添加物の少ない手作りでなければならない
  • 掃除は毎日しなければならない
  • 服は全てアイロンがけして畳んで収納しなければならない

等々、いろんな思い込みが家事にはあります。そして、その思い込みが家事の要求レベルを上げ、家事をする人間の負担になっているのではないでしょうか?

そして、その要求レベルを満たせない負い目から、「家事を手抜きする」という言葉まで出てくる。ぼくはこの言葉が嫌いです。そんな高い要求レベルは必要ないのに、どうして負い目を感じなくてはならないのか。はっきり言って理不尽です。

この記事ではそんな思い込みをぶち壊すべく、ぼくが実際にやってる手抜き家事の一部を紹介します。

是非家事への思い込みを手放して、穏やかな気持ちで家事に取り組めるようになっていただければと思います。

服は畳まない(ごく一部を除く)

服は基本畳みません。

ハンガーにかけて干した服は、そのままクローゼットに掛けます。
下着類はそのままつり下げ収納に突っ込みます。ぐしゃぐしゃのままです。

畳むのはズボンや、一部のスウェットだけ。

ではなぜそれらだけ畳むのか。それは、収納場所を確保するためです。

我が家は押し入れの一部を突っ張り棒を使ってクローゼット化しています。なので高さが低い。これではズボンをハンガーに干しても、そのまま入れることはできません。なのでズボンは畳みます。

スウェットも同様。収納場所確保のために小さくしたいから畳みます。

このポイントは「なぜ畳むのか?」です。

ぼくが畳むのは収納場所を確保するため。つまり、場所さえあれば畳まなくてもいいのです。

ハンガーごと干した服を仕舞うのは、仕舞う場所があるから。わざわざ畳む意味はありません。下着類についても同じ。畳んでもそのままでも、収納できるスペースに違いはありません。なら、畳まなくてもよい。

畳む理由は何なのか。これを考えれば、畳まなくてもいい服が必ず出てくるはずです。

もし、畳まないと服を収納しきれないのであれば、それは服の持ちすぎを疑ったほうがいいかもしれません。

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食器は拭かない

食器は拭きません。すべて水切りカゴに入れて放置です。

食器も鍋も全部水切りカゴに

ぼくは食器洗浄機は持たず、全て手洗いしています。実は手洗い自体はそんなに嫌ではありません。食器を放置してシンクが食器だらけになることもありません。

ですが、食器の水気のふき取りだけは死ぬほど面倒です。絶対やりたくない。やってもまず続かない。

なので、洗った食器はずぶ濡れのまま水切りカゴに入れます。自然乾燥するまで放置です。

このポイントは「何故拭き取りを行うのか?」です。

食器を乾かせばいいのであれば、その手段はなんでもいいはずです。拭いて乾かそうが、自然乾燥だろうが同じこと。乾いたという結果さえあればどちらでもいいでしょう。

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作り置きを2週間食べる

ぼくは同じ味噌汁を最低2週間は食べ続けます。

まとめて作った味噌汁を冷蔵・冷凍保存し、少しずつ温めて食べるのですが、その期間は短くても2週間。つまり、味噌汁を作る上での大部分の手間を2週間に1回しかやっていません。

少しだけ詳しく解説します。

↑の画像のように、約4ℓの鍋に味噌汁の具材の野菜と多めの味噌を入れて煮ます。多めに入れることで塩分を濃くし、保存性を上げます。煮えたら、密閉容器に入れて冷蔵・冷凍保存します。

あとはこれを食事のたびに適量小鍋に移し、水と味噌を足して温めて一人分の味噌汁にするだけ。なので、味噌汁づくりに包丁を振るうのは2週間に1回だけです。

このポイントは「食事とは何なのか?」ということ。

食事というのは、端的に言えば栄養を摂ることです。美味いだの新鮮だの、焼きたてだの温かいだのは全部オマケ。口に入れて噛むこと・飲み込むことができさえすれば、食事としては十分なのです。

見た目がどうこうは、栄養に全く関係ありません。食べられればいいんです。食べる事さえできれば、それ以外全てオマケ。

作り置きして2週間経っても、栄養として摂取できます。なら、何も問題はありません。

せい

2週間だと傷んでくるリスクはあるので、半分は冷凍します。

毎食1から手作りする、などというのは栄養を摂る上でどれだけ影響してくるでしょうか?

もちろん、健康を考えて化学添加物を抑えたいという気持ちも大切です。しかしそれはあくまでも栄養摂取を最優先としたうえでの話。手作りにこだわるあまり、調理自体ができなくなっては本末転倒です。

食事とは何なのかというポイントを忘れないことが大切です。

最後に

ぼくが実際に行っている家事の一部を紹介しました。

それぞれのポイントに共通しているのは、なぜその家事を行うのか?という目的を考えることです。

家事本来の目的に立ち返ることで、いらない家事を手放すことができます。

手抜きでもなんでもなく、必要だからやる、不要だからやらない。家事の目的を満たしたうえで、自分のやりやすいように家事をしてみれば、きっと楽になれるはずです。

それではまた。

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