ミニマリストが着る服といえば、
- シンプル
- 地味…
- モノトーン
といった感じの服のイメージがあるかと思います。ですが、実際にその服をどう選んでいるのかというとなかなか見えてこないところですよね。
そこで今回の記事では、ミニマリストが服を選ぶうえでの実際にやっている内容を紹介します。
ミニマリストだからといってこの選び方が絶対というわけではありません。一つの参考程度に読んでみてください
服選びの方法
ぼくの服選びのテーマは、如何に楽に手入れできるか、です。
そのうえで考えることは、どういう服を選ぶかではありません。どういう服を避けるか、です。いかにマイナス要素を避けるかが、ぼく流の選び方のコツとなっています。
ではどんなマイナス要素を避けるか、次に記していきます。
- 自宅で洗いづらい服
- アイロンがけしないと見栄えが悪い服
- 白・黒以外の服
- 特定のシーズンに特化した服
どうしてこれらがマイナス要素となるのかを次に詳しく解説していきます。
自宅で洗いづらい服
洗濯機以外の洗い方が推奨されている服は避けます。手洗いやドライクリーニングを推奨している服のことです。
洗濯機が使えれば、洗濯・すすぎ・脱水をボタン一つで済ませることができ、非常に楽です。しかし、手洗いやドライクリーニングが推奨となる服は、それだけ手間がかかりますし、洗い方を間違えると服自体がダメになるリスクもあります。
特にウール素材の服を洗濯機で洗ってしまい、伸びたり縮んだりしてしまったという経験をしてしまったことはありませんか?ぼくはあります(笑)
アイロンがけしないと見栄えが悪い服
洗濯機で洗濯するとしわだらけになってしまう服、化繊のYシャツなんかは避けます。
アイロンがけをする手間がありますし、アイロンがけするためにアイロンも必要になります。アイロン台も欲しくなりますね。
今はノンアイロンとされる、アイロンがけ不要のシャツもできています。ただ、いくらノンアイロンの服とは言え、やはり洗濯後には多少のしわができます。どの程度のしわまで許容するかはTPOによりますが、気休め程度にはアイロンがけしたほうがいいです。
とはいえ、男30代にもなれば、Yシャツのようなフォーマルな服装をする機会は少しはあるものです。全くそういう服を持たないわけにはいきませんし、そのような場にしわだらけのシャツで行くのは避けたほうがいいでしょう。
ぼくはそういった場面を想定し、1枚だけ所持しています。そして、なるべく洗濯することがないよう、着る必要が無い場面では着ていきません。あくまでも着る必要がある場面でのみ着るようにしています。
そして、しわ取りのためにスチームアイロンは持っています。スチームアイロンならアイロン台が不要なので、保管するスペースが小さくできます。
スチームアイロンはアイロン+アイロン台と比べると、完璧にしわが取れるわけではありませんが、気にならない程度にはしわが取れます。独身男性だとしても、服のしわは相手に見せない配慮を持ち合わせたほうがいいです。
白・黒以外の服
白・黒以外の服は避けます。それは、色落ちと色移りを避けるためです。
柄物の服は、色落ちしやすいです。ですから、そういった服と白い服を一緒に洗濯しますと、白い服に落ちた染料が移り、変な色に染まってしまいます。
それを避けるため、柄物と白い服は分けて洗うのがベストですが、それって面倒ですよね。
洗濯は2回しなくてはいけませんし、その分時間も2倍かかります。分けるから1回の洗濯物の量は減りますが、時間自体は変わりませんからね。
こういった手間を避けるためには、白と黒の服だけがいいです。黒い服はほぼ色落ちしませんので、白い服に色移りすることがありません。ですから、分けて洗うという二度手間がありません。全部まとめて洗うことができます。
特定のシーズンに特化した服
一部のシーズンしか着れない服は避けます。
夏場だけ・冬場だけしか着れない服は着る機会が少ないうえ、そういった服を揃えるとクローゼットを圧迫します。また、シーズンオフになったときの衣替えの手間も増えます。
しかし、そういう服を避けようとしてもどうしても増えてしまいがちなのが冬服です。冬服は枚数も増えますし、ボリュームもあるのでますますクローゼットや収納場所を圧迫します。冬服の収納に困った、という経験は誰しもあります。
特に真冬仕様のダウンジャケットなんかは、本当に寒いときしか着ないのに一番嵩張るから厄介ですね。
かさばる冬服の選び方については別の記事で解説していますので、気になる方はこちらのリンクからどうぞ→冬服を減らす方法。ついつい増えすぎる冬服を増やさないためには?
ユニクロで選ぶ手間が少ない服
ではここからは、実際にどんな服が手間が少なくて楽な服なのか、ぼくが愛用している服を紹介していきます。
パンツ
パンツにはエアリズムウルトラシームレスボクサーブリーフがオススメです。

オススメポイントは以下となります。
- エアリズムだから速乾性がいい
- 生地が薄くて丈も短いから収納スペースが小さくできる
- ウエストゴムが無いから着心地が楽
トランクス派であればボクサーブリーフはちょっと恥ずかしいように感じるかもしれませんが、一度着慣れてくるともうトランクスには戻れないスッキリさがあります。
また、エアリズムは夏用じゃないの?と思われるかもしれませんが、実は男性にとって股間周りは通気性がよい状態を保ったほうがいいです。特に金〇は自身の体温よりも低いくらいがちょうどよく、通気性を良くして蒸れないようにするのは冬場であっても大切なこと。
ですので、このエアリズムボクサーブリーフは年中履けるパンツです。
シャツ
シャツでオススメなのはエアリズムコットンクルーネックT(半袖)です。

またもエアリズムですが、こちらも年中着れる優れものです。
特に重要なのはコットンが混ざっている点。このおかげでノーマルなエアリズムシャツと比べて厚みがあるため、シャツ1枚になっても違和感がありません。見た目にも、ノーマルなエアリズムのような化繊の光沢がないので、インナーとしてだけでなく、夏場ならそのまま普通のシャツとして出歩くこともできます。
もちろん冬場ならそのままインナーにチェンジ。ノーマルなエアリズムと違い、コットンが混ざっているおかげで静電気の発生も抑えられます。
ただし洗濯するときは洗濯ネットに入れないと、襟首周りが伸びてダルダルになるので注意が必要です
トップス
トップスとしてオススメなのは、ソフトタッチタートルネックT(長袖)です。

このトップスもかなりの優秀品です。
- 綿素材なので洗濯機で洗える
- 裏起毛なので見た目以上に暖かい
- 首周りを覆うため、マフラーが要らない
- 春・秋くらいの気温ならこれ一枚でもいい
- 真冬でもインナーの一枚として十分活躍してくれる
このようにおススメポイントは非常に多いです。
この1枚をベースにして、寒くなったらどんどん重ね着していけばいいので、ほぼ夏場以外は手放せないくらいです。
ぼくの感覚としては、ウールのセーターよりもずっと便利です。綿製なので静電気対策もバッチリ。また、ウールのタートルネックセーターだと首元がチクチクしましたが、こちらのタートルネックですと全然そんなことがありませんでした。
手入れが簡単で、冬以外にも着られる、そのうえで値段もお手頃といいところしかないのがこのソフトタッチタートルネックTです。
最後に
以上、ミニマリスト流服選びのコツを紹介してきました。
この選び方を徹底してくると、新しく服を買う機会がめっきり減りました。それは、手持ちの服に満足しているからです。
どんなにかっこいい服を買っても、着心地が良くなかったり、手入れするのが面倒だったりするとだんだん着たくなくなってくるものです。そうなると、新しい服が欲しくなります。
良い服とは、見た目のカッコよさといったプラスの面よりも、手入れが楽・着やすいといったマイナス面が少ない服のことだと思います。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
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