物を捨てられないあなたへ。物を捨てないのは損することです

こんな人向けに書いてます
  • 物を捨てるのがもったいないと感じて、なかなか捨てられない人
  • 捨てて後悔するくらいなら、持ってたほうがいいと思っている人

物が捨てられず、部屋の一角を埋めているあなたへ。

物を捨てて後悔するくらいなら、持ってたほうがマシだと思っていませんか?少なくとも損はしない、そう考えていませんか?

その考え、落とし穴があります。

実は物は持ってるだけでは損しているんです。

今回の記事では、どうして物を持ってるだけだと損していることになるのかを解説します。

物は持っているだけでは損している理由

物を持っているだけだと損している理由は以下となります。

  • 得られるはずの価値を得ていない
  • 持ってるだけで劣化する
  • 置き場所にお金を払っている

それぞれの理由を詳しく解説していきます。

得られるはずの価値を得ていない

物は使ってこそ価値を得ることができます。使わなければ、物は何の価値も与えてくれません

例えば、千円で包丁を買ったとします。

どうしてあなたは千円で包丁を買いましたか?それはきっと、その物に千円以上の価値を生む働きを期待しているからのはずです。

こう書くとちょっと小難しい感じかもしれませんが、例えばお刺身を食べたいと思った時、既に切られている総菜の刺身を買うのと、切られる前の「さく」(大きな切り身のこと)の状態で安く買って自分で切るの二通りがあります。

包丁を使えば安いさくで買い、払うお金を少なく済ませることができます。刺身として買った場合の差額を比較したとき、その差額分を包丁でまかなうことができれば、結果的にその包丁は値段以上の働きをしたと言えるでしょう。

お刺身で買った場合は500円。さくで買えば300円。差額は200円。これを5回以上繰り返せば、包丁は値段以上の働きをしたことになります。こんな期待が、ものを買うときにはあるはずです。

しかしながらこれは、物を使わなければ得ることはできません。物は使ってこそ価値があります。使わなければ価値がありません。

それどころか、物を手に入れるために払ったお金の分だけマイナスと言ってもいいです。使わない物は無価値ですらなく、マイナス資産なのです。

持ってるだけで劣化する

どんな物でも劣化します。経年劣化というものです。

経年劣化とは、時間が経つことで酸化や日光によって色褪せたり、もろくなったり錆びたりすることです。これはどんな物でも避けることができません。

物は使わなくても経年劣化が進み、いずれ壊れます。あまりに長期間放っておけば、使うことなくゴミにするしかなくなります。

つまり、「いつか使うから」と置いていたものはその「いつか」が来る前に使えなくなってしまうのです。

先の理由『得られるはずの価値を得ていない』とも関係しますが、物は使ってこそ価値があります。使わず経年劣化させることは、その価値を得られる期間を短くすることに繋がります。

もちろん物は、使ったほうがより劣化が進みます。しかし、使うという事はその分価値が生まれています。劣化というマイナスはありますが、プラスも生んでいます。

しかし使わず置いておくということは、劣化というマイナスだけが進んでいる状態。だから、物を持ってるだけであっても損をしているといえるのです。

置き場所にお金を払っている

物を置く場所には実はお金を払っているって知ってました?

貸し倉庫が分かりやすい例ですが、街中に月額数千円で使えるコンテナがいくつも置いてあるところを見たことがある方もいると思います。あのように、物を置くということはお金がかかるということなのです。

いや、家に物を置いて誰にお金払ってるっていうの?

確かに、貸し倉庫のように契約してお金を払って物を置いているというわけではありません。

しかし考えてみてください。

あなたがアパートやマンションに住むなら、その借りる部屋のサイズはどのようにして決めますか?何を基準に考えますか?

それは、置く物のサイズ・数を基準に考えているはずです。

ベッド、冷蔵庫、洗濯機、テーブル、椅子…色んなものを置くイメージをし、そのイメージどおりに物を置けるだけのスペースがある部屋を選んでいませんか?

使わない物を置かなければ、その分借りる部屋は小さくできます。部屋のサイズが小さければ、その分家賃も抑えることができます。

物が多ければ借りる部屋も広くしなくてはならず、家賃もその分払うことになる…これが、物を置く場所にお金を払っているという理屈です。

そしてこの理屈なら、持ち家の場合も同じです。

使わない物でも置こうとすれば、その分大きい家にしなくてはなりません。家に入れなくても倉庫に入れることもあるでしょう。しかし、倉庫を置くだけの土地、倉庫そのものにお金がかかります。

物が無ければ、最初からそれを含めた敷地の確保をしなくてもよくなります。お金を払わなくてよくなります。

物を減らすならミニマリストになる

物を減らせば、それだけ損をする機会を少なくすることができます。

物を減らすには、ミニマリズムを身に付けるといいです。ミニマリズムとは必要最小主義のこと。このミニマリズムという生き方の人をミニマリストといいます。

ぼく自身ミニマリストであり、物の数は普通の人に比べればかなり少ないといえます。今住んでいる部屋はアパートの賃貸で23㎡ですが、物が少ないので余裕があります。そのスペースで筋トレしたり、ヨガをしたりしています。余ったスペースは、物を置くためではなく活動をするためのスペースになっています。

ミニマリストとはどんな人なのか、それについては別記事で解説していますので、興味がありましたらこちらからどうぞ→ミニマリストになるとはどういうこと?ミニマリストとは?

最後に

物は持っているだけで損する理由を解説しました。

物は使わなければ、プラスを生み出すことはありません。物自体にはプラスの価値は無く、ただそこにあるだけでマイナスを生み出していくのです。

だからこそ、持ってるだけなら損しないという考え方は、改めてほしいんです。そこに置いてあるだけのものが、あなたの資産を少しずつ削り取っているから。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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