今回の記事は、手洗いに挑戦してみたら意外とちゃんとできた、というお話です。
目次
手洗いに挑戦してみる
先日、洗剤を使わないなら洗濯のすすぎは不要だったという記事を上げました。
⇒[ミニマリスト]思い込みを手放す~洗剤使わないならすすぎは要らないよね?~
実はこの記事を書いている途中、ふと思ったのです。
といっても、手洗いというと洗濯板を使った洗濯方法が思い浮かびます。あんな風にゴシゴシやったら生地を傷めてすぐに着れなくなるのでは?と思い、とりあえず手洗いの方法を調べてみました。
参考にさせていただいたサイト⇒知って得する「手洗い洗濯」の方法8つ。脱水のやり方・おすすめの洗剤も
↑のサイトを見て思ったのは、
- 意外といけそう
- 洗濯板を使った方法が無い
手洗いというカテゴリには洗濯板は含まれないということでしょうか?ともかく、わざわざ洗濯板を用意しなくてもいいというのは嬉しい点。
記事を上げたその日から、手洗いを始めてみました。
その日着たTシャツや下着、靴下をシャワーを浴びるついでに手洗い。方法としては『押し洗い』で行います。タオルは体を拭いた後に手洗い。
それらを洗濯ネットに入れて、脱水だけ洗濯機で行いました。
↑のサイトで紹介されていた洗濯機を使わない脱水方法ですと別でタオルを使う必要がありますので、脱水だけはまだ洗濯機頼り。雑巾しぼりは明らかに伸びてしまうと思うので無し。
しかし、そこで嬉しい気付きがありました。
脱水は1分で終わる
↑のサイトを見ていたとき、洗濯機を使った脱水で『1を洗濯機に入れ、15~30秒ほど脱水する』という一文がありました。
そんな短時間で脱水できるのか?という興味が湧き、早速とばかりに試してみました。その際、待っている時に脱水する洗濯機の音も聞くことに。
するとどうでしょう。脱水し始めて最初は、洗濯物の水分が飛び散るような音がします。しかしそれが徐々に小さくなり、ただ洗濯槽が回る音だけになってくる。そうなるまでは1分とかかりませんでした。
「これはもしや…」と思いながら、脱水を止めます。そして洗濯物を出してみたらあら不思議。いつもと同じくらいにもう脱水できていました。あと6分くらい脱水時間が残っていましたが、不要な時間でした。
我が家の洗濯機は脱水時間が8分です。しかしそんな長々とした時間は要りませんでした。脱水にセットして、ちょっと着替えをしている間にもう終わっていたのです。
その後、敷きパッドを洗濯し脱水したときも、脱水するときの音を聞いてみました。同じように、徐々に音が小さくなる。そしてもう水分が飛ぶ音がしなくなった時点で止めればもう脱水は完了。やはり時間は1分ほどで終わりました。
洗濯物の量で少し長引くことはあっても、大体1分もすれば完了。時間よりも、耳で脱水している音を聞けば判断できることだと分かったのが、何よりも嬉しかったです。
手洗いでも匂いは残らない
手洗いを始めて約1週間が経ちました。
その間、毎日その日履いた下着類を手洗いして洗濯物をチェックしていましたが、汚れやニオイ、ともに問題ありませんでした。暑い日もあり、そこそこ汗臭くなった服もありましたが、手洗い(押し洗い)で十分匂いは取れました。
なんというか、「手洗いではニオイまでは落ちないだろう」と漠然と思い込んでいましたが、全然そんなことはなかったです。
しかも洗濯板も不要。あれは、本当にしつこい頑固な汚れだけなんですかね。
今後の課題
手洗いでも十分イケる。
それが分かったところで、今後の課題です。
- 洗濯桶代わりが小さい洗面器しかない
- 敷きパッドや毛布など、大型の洗濯物はどうする?
- 洗濯機を手放すことを考えるのか?
現状、持っているのは小さい洗面器が一つ。フェイスタオルを4つ折りしてさらに半分に畳んだものを1枚入れただけでいっぱいになるサイズです。
このサイズだと、薄いTシャツや下着類は入りますが、長袖の服やズボンだとはみ出してしまいます。まして、もっと大物の敷きパッドや毛布などはどうするか。
現時点では、長袖の服までは手洗いで済ませる(そのためにちょっとだけ大き目の洗面器は買う)。ただし、大物についてはこれ以上物を増やしたくないので、これまでどおり洗濯機で洗濯する方向で考えています。
また、洗濯を洗濯機で使わないなら、洗濯機を手放して手動脱水機を買うことも考えました。しかし、まだ洗濯機に頼る洗濯物もあるし、コインランドリーを使うにもちょっとコスパが良くない。
今すぐ洗濯機を手放すというところまではいきそうもないです。
まずは大きめの洗面器を買い、手洗いする洗濯物の範囲を広げ、洗濯機を頼ることを減らす。徐々にステップアップしていこうと思います。
最後に
『とりあえずやってみよう』
そのことの重要性を改めて実感しました。やってみれば思ったほどのコトでもなく、むしろ何をそんなに恐れていたのかと不思議なくらい。
逆に、洗濯機の能力を過大評価していたのかもしれません。洗濯機は楽ではありますが、それ以外の洗浄効果や手間、コストは同じか劣るかも。
洗濯は洗濯機で。そんな思い込みもあったのかもしれません。まだまだ、思い込みから脱却できるモノ・コトはありそうです。
それではまた。
洗剤も使わず、水洗いしてるだけなら手洗いでもいけるんじゃないか?