作り置きのメリットとは?独身一人暮らしこそ作り置きせよ!

作り置き、冷蔵庫に入ってますか?

加熱調理済みの味噌汁の具 水と味噌と具を入れてレンチンするだけで具沢山味噌汁に

作り置きというと主婦の時短・節約のように思われがちですが、実は独身一人暮らしの方にこそ作り置きは向いてます。

今回の記事では独身一人暮らしの方にオススメな作り置きのメリットを紹介します。
作り置きを活用することは生活に余裕を生み、忙しい現代を生き抜く必須テクニックです。
ぜひそのメリットを感じていただきたいと思います。

作り置きのメリット

作り置きのメリットはいっぱいです。

  • 時間短縮
  • 光熱費節約
  • 自炊難易度を下げる
  • 食べる量を調整しやすい
  • 一番美味しい状態を維持できる
  • 保存場所を省スペースにできる
  • 食器洗いの手間が減る
  • まとめ買いしやすい

それぞれのメリットの内容を詳しく解説していきます。

時間短縮・光熱費節約

作り置きはまとめて作りますので、1食分だけを毎回用意するのに比べて時間を短縮できます。

それは調理する時間だけでなく、調理に使う道具を片づける時間も含みます。
作り置きだけで1食分を用意できれば、調理道具を洗ったり片づける時間が丸々無くすことができますね。

まとめて作ることで、光熱費も節約できます。
1食分を作るときと、仮に3食分をまとめて作るとき、量が3倍だからと光熱費も3倍になるでしょうか?
なりませんね。

まとまった量を作る作り置きは、時間と光熱費、お金の節約につながります。

自炊難易度を下げる

自炊を難しいと思わせる要因はなんだと思いますか?

それは、『毎食行うこと』です。
毎食台所に立ち、包丁を握り、鍋をふるう。
毎日、毎食やらなければならないということが、自炊を難しくさせています。

しかし作り置きをすれば、毎回調理をする必要はありません。
保存していた作り置きを食卓に並べればいいだけ。

3日分作れば、台所に立つのは一度で済みます。
1日3食食べるとすれば、8食分調理の手間が無くなります。

毎日台所に難しいと感じる人にこそ、作り置きは便利なものです。

食べる量を調整しやすい

作り置きをするということは、毎回食べ切らなくてよくなります。

食べたい量だけを食べ、残った分は次に回す。
冷蔵庫で保存。
作った分を無理に1食で全部食べ切らなくていいんです。

一人暮らしですと、なかなか自分にピッタリな食べる量というのは分かりづらいです。
その日の体調や、時間にもよります。
しかし作り置きなら、実際に食べて十分だと感じたらもうやめていい。
その日その日の自分の状態に合わせて食べる量を調整しやすいのが、作り置きです。

一番美味しい状態を維持できる

作り置きをすれば、食材は一番美味しい状態で食べられるようになります。

いや冷蔵庫があるんだから、いつでも美味しく食べられるでしょう?

本当にそうでしょうか?

冷蔵は完全に食材の鮮度を維持することはできません。

例えば人参。
1食で丸々1本食べきるということはあまりないと思います。
だから、半分だけ調理して、半分は冷蔵庫に保存するとします。

しかしこの半分は、冷蔵庫内でどんどん劣化していきます。
半分に切ったことで切り口からどんどん水分が抜け、しわしわになっていきます。
パリッとした食感は失われ、ブヨブヨとした食感に変わるのです。

肉や魚も同様です。
冷蔵庫に入れてもどんどん鮮度は落ち、あまりに時間が経ちすぎると臭みが出てきます。

しかし調理をすれば、食材は美味しい時をそのままにできます。
買った直後に調理した人参は時間が経っても柔らかい食感を保ち、肉や魚も臭みが発生することがありません。

せい

もちろん、調理したとしても放置しすぎれば腐ってしまいますが…

生のままで置くよりも、加熱調理をし、さらに塩分を加えれば保存期間は伸びます。

冷凍保存も同様です。

冷凍したからといって、食材の時を止めることはできません。
一度冷凍した生の食材は、冷凍前に比べて食感が悪くなることがあります。

せい

葉物は変わりづらいですが、にんじんやジャガイモ、ごぼうなどの根菜類は解凍するとスポンジみたいなごわごわ食感に変わってしまい、美味しくありません…

しかし、一度加熱調理しておくと、冷凍前と冷凍後ではあまり食感は変わりません。
美味しく食べるなら、生のまま保存するよりも調理済みのほうが美味しさを保ちやすいです。

保存場所を省スペースにできる

生の食材は保管スペースを多く取ります。

しかし、加熱して柔らかくすることで省スペースで保存できるようになります。
特に野菜は大部分が水分なので、加熱調理して水分を飛ばすことで体積が減り、小さいスペースで保存できます。

肉や魚も切ることで小さく収めることができます。

食器洗いの手間が減る

作り置きした料理は、保存のできる容器に入れますね。

その容器ごと食卓に並べれば、皿を汚さなくて済みます。
皿を洗うのに使う水や洗剤、洗う時間も短縮できます。

作り置きだけで一食分を用意できれば、洗うのは箸とご飯用の茶碗、味噌汁用のお椀だけで済みます。
皿が多いとそれだけで面倒に感じてそのまま放置してしまいがちです。
ですが、そもそも洗う量を減らしてしまえば、面倒さも感じづらいもの。

せい

洗い物が面倒だと感じる人ほど、作り置きは便利で楽ですよ。

とはいえ、以下のように感じる方もいるかと思います。

プラスチック製の保存容器を、そのまま食卓に並べるのはなんか気が引けるなぁ…

そんな方には、iwakiの耐熱ガラス製の容器がオススメです。
ガラス製で食卓に並べてもおしゃれですし、耐熱性ですので温かい料理が食べたいときに電子レンジを使っても大丈夫です。

まとめ買いしやすい

作り置きは一度に大量に作るので、単価が安くなる大容量品を買いやすいです。

グラム当たりの単価が変わる肉や魚では、大容量のパック品のほうが単価が安くなります。
ですが、一人暮らしで一度に食べきれず、生のまま長期保存してしまうと臭みがでますので、なかなか手が出づらいです。

しかし作り置きすれば、大容量品も一度に調理できます。
調理してしまえば生の状態よりも保存が効きますので、生のまま保存するときの懸念が無くなります。

食べ切れない分は生のまま冷凍すればいいという考え方もありますが、それなら調理してから冷凍してもいいはずです。
むしろ生のまま冷凍すると、解凍してから調理の流れになりますので、ひと手間増えてしまいます。

せい

解凍するとドリップ(肉汁)が流れ出てしまいますので、美味しさも損なわれてしまいますしね…


調理済みで冷凍しておけば、解凍してそのまま食べられます。
手間を減らす、美味しさも損なわれないという点でも、作り置きしておいたほうがいいです。

作り置きのデメリット

ここまで作り置きのメリットをたくさん紹介してきましたが、これだと逆に胡散臭く感じている方もいるのではありませんか?

ここからは作り置きのデメリットについて紹介していきます。
デメリットとなる点は以下の通りです。

  • 生の野菜が食べづらい
  • 調理にまとまった時間が欲しい
  • 大き目の調理器具が欲しい
  • 皿はいらないが保存容器は必要

生の野菜が食べづらい

作り置きするときには、加熱調理が必須です。
加熱調理をするからこそ、いろいろなメリットがあります。

しかしそれは、作り置きが全て加熱調理済みばかりになってしまい、生の野菜を食べづらくなります。
生の野菜は酵素や乳酸菌など、体に良いものが含まれています。
食べるもの全てが加熱調理済みの品ばかりというのはオススメしません。

そこでオススメなのが漬物です。
漬物は加熱調理しない調理なので、酵素や乳酸菌をそのまま摂取できます。
塩を使うので保存性もよく、発酵させることでより多くの乳酸菌を摂取できるようになります。

そのほかにも漬物のメリットを別記事で紹介していますので、気になる方は↓の記事を読んでみてください。

ミニマリストは何食べる?少ない食事でしっかり栄養を摂るなら漬物が一番!

調理にまとまった時間が欲しい

作り置きにはまとまった時間が必要です。

1食分を作るよりも多くの調理時間が必要となります。

  • 材料を切る時間
  • 加熱する時間
  • 味付けする時間
  • 調理器具を洗う時間

ですがこれは、先に時間をかけることで後々の時間を節約する、いわば投資的な考え方となります。
目先の時間に囚われず、先を見据えて自分の時間の確保するという考え方を持ちましょう。

大き目の調理器具が欲しい

今は調理器具にも一人用と題して、小さめのものが多く販売されています。

しかし作り置きを作るには一人用の物では意味がありません。
何日分かを用意するということは、いわば複数人分を一度に調理するということ。
なので、一人用ではなく大き目の調理器具が必要になります。

一人用の器具なら小さく、省スペース化できますが、それが難しくなります。
調理法に合わせてそれぞれ調理器具を用意すると、置き場所にも困ってしまいます。

できれば、一つの調理器具でいろんな調理法ができるものを選ぶといいでしょう。

ぼくのオススメは柳宗理のステンレス製片手鍋です。

オススメな理由は以下の通りです。

  • 容量が2.5ℓと多く作るのに適当なサイズ
  • 焼く・煮る・茹でると多彩な調理ができる
  • フッ素コーティングが無いので、雑に扱っても大丈夫

そのほかにもこの片手鍋について、使用感をまとめた記事を書いていますので、気になる方は↓のリンクより読んでみてください。

[買ったもの]柳宗理の片手鍋は買って後悔しない?1年間使ってみた感想

皿はいらないが保存容器は必要

作り置きを活用すれば、皿は要りませんが保存容器は必須です。

保存容器は蓋も付いていますので、空になったとき保管しづらいです。
ひらべったい皿であれば重ねて省スペースにできますが、蓋つきの保存容器はそれも難しい。

保存容器には、容器と蓋をそれぞれで積み重ねできるものがありますので、なるべくそういった物を選ぶと良いです。
保存容器は使うときだけでなく、使わないときにどう保管しておくかも考えて選びましょう。

最後に

作り置きのメリット、そしてデメリットを紹介してきました。

作り置きは1人暮らしに方にこそオススメします。
作る量は小さいのに、調理するたびにかかる手間が大きく変わらないからこそ、調理すること自体を減らす作り置きは、1人暮らしの方に向いています。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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せい
会社員を辞めたミニマリスト。ミニマリストやブログを通じて人生のアップデートに挑戦。 ミニマリストとしての活動や良かった本などを紹介。、