今回の記事は、自家製あんこ作りに初めて挑戦したお話です。何事も初挑戦はワクワクドキドキ。
あんこを手作りしたい。
最近思っていたことです。しかもできればこしあんを。
その根本は、昔見ていたおばあちゃんのあんこ作り。お正月に食べる餅に合わせて、冬の寒い中あんこ作りに励む姿が、記憶に焼き付いています。小豆を潰して水に溶かしたものを、サラシで濾すときには力仕事だからと手伝いました。
しかしながらサラシは持ってないし、見ていただけにこしあんづくりの難しさも分かる。というわけで、まずはちょっとだけお手軽なつぶあん作りに挑戦してみました。
つぶあん作りにあたり、参考にさせていただいたレシピは↓
【初心者必見】おはぎ作りにも!基本の粒あんの作り方。小豆の風味をいかして、やわらかく炊き上げるコツ
まずは小豆を渋抜き。
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水で軽く洗った小豆を15分ほど茹で、渋抜きをします。
渋抜きが終わったら、今度は小豆を柔らかくなるため煮ます。
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ゆっくり煮込みつつ、アク取りもしていきます。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_3342.jpg)
しかしここで誤算発生。
今回用意したあずきは500g。それに対し、使った鍋は容量が約2.5ℓ。この鍋なら余裕だと思っていたのですが、あずきがどんどん膨らんで鍋一杯になってしまいました。
アクを取ろうにも、小豆がお湯から顔を出してしまう状態。少しアクを取るたびに水をつぎ足し…ということをやっていたら、そのたびにお湯の温度が下がってしまいました。
結果、あずきが柔らかくなるまでに約1時間も。レシピでは30分なのに実に倍の時間がかかってしまいました。
あずきの膨らみ具合を考えていなかったことが失敗です。
時間がかかりながらも、アクも出なくなり、あずきも柔らかくなったのを確認。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_3344.jpg)
ここから砂糖を入れていきます。我が家には秤がないので、砂糖は目分量。味見しながら、整えていきます。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_3348.jpg)
使う砂糖は無難に上白糖。おばあちゃんが上白糖を使っていたので、それに倣うことに。
ここから煮汁を飛ばして煮詰めていくのですが…それが終わるのに1時間半もかかりました。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_3350.jpg)
冷えると固くなるので、このくらいでいいかな?というところで火を止め、容器に移しました。
そして一晩経って冷えたのがこちら↓。
![](https://honseitago.com/wp-content/uploads/2024/05/DSC_3352.jpg)
試食した感想ですが、やはり手作りだけあってあずきの風味がすごいです。出来立てだとそこまで感じなかったのですが、冷めたことでしっかり味が分かるように。
ただ少し煮詰めすぎたようで、つぶあんはちょっとカチカチ。さらに、部分的に固いあずきもちらほら。芯が残ってるわけではありませんが、やはり柔らかくするときに何度も水を足したことが響いています。
とはいえ食べられないわけではないし、市販の物よりはずっと美味しくできました。つぶあん作り、その初挑戦は成功といっていいでしょう。
反省点は、
- 鍋は大きめを使う(あずき500gは最終的に2ℓ以上膨らむ)
- 水の継ぎ足しは最小限に
- あんの柔らかさは『ドロッ』よりも『トロッ』程度で
次に作るときには、砂糖を上白糖ではなくグラニュー糖で試してみたいですね。上白糖は砂糖自身の味があると教えてもらったので、それが無いグラニュー糖を使えばどんな味のあんになるのか。
あとはサラシを用意してこしあんづくりもいいですね。こしあんのほうが好み。
というわけで、初挑戦のつぶあん作りでした。
初挑戦というものは、ワクワクしつつ、どうなるか分からないドキドキの二つを味わえる楽しいものです。ぼくにとっては料理で初挑戦を堪能しています。
また、挑戦してみて分かったこと、そして次はどうしたらいいのかを考えることもまた楽しいです。色々と反省点もあった今回のつぶあん作り、次はどうしようかなと今から考えています。
それではまた。
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