夏の暑さは年々ひどくなっています。
その暑さをもたらす太陽の光は、憎いほどに強い。
そんな太陽の光から少しでも逃れるのに貢献してくれるのが日傘。

しかし日傘というと、「日焼けしたくない女性がするもの」というイメージが強く、なかなか男性がやるには抵抗を感じると思います。
そこでこの記事では、
- 男性でも日傘をさすことのメリット
- 日傘の注意点
- 雨傘で日傘の代わりはできないの?
を、日傘歴2年のぼくの経験から紹介します。
この記事を読めば、男性だからって遠慮せずに日傘を差せるようになりますよ。
目次
男性でも日傘をさすことのメリット
男性が日傘をさすメリットは以下の通りです。
- 日焼け防止
- 熱中症防止
- 夕立対策
それぞれのメリットについて詳しく解説していきます。
日焼け防止
日傘をさすメリットは日焼け防止です。

男が日焼けを気にするのは、なんだか女々しいと思われないかなぁ…
そんなことはありません。
もはや今の時代は、男性でも化粧する時代。
日焼けを気にすることは、何の問題もないんです。
また、もしこれから脱毛を検討している方は、日焼け対策を考えておく必要があります。
何故なら、脱毛に日焼けは天敵だからです。
脱毛に日焼けはNG
脱毛に日焼けがNGな理由は、脱毛の処理方法に原因があります。

この注意点は、ぼくが実際に経験した医療脱毛だけでなく、脱毛サロンや家庭用脱毛機でも同じです。
脱毛は毛にレーザーを当てて、その毛根にダメージを与えることで毛の生える力を弱くし、生えづらくするものです。
このレーザーは、黒いものに反応して照射されます。
毛は黒いので、レーザーが反応しやすいです。
しかし、日焼けによって肌が黒くなっていると、レーザーは黒くなった肌にも反応してしまいます。
結果、レーザーは肌に分散されてしまい、肝心の毛へのダメージが弱くなり脱毛効果も弱くなります。
ですから、脱毛中は肌を日焼けから守る必要があります。
これから脱毛を考えている方、あるいは既に脱毛を始めている方は、日焼け対策として日傘をさしてみてはいかがでしょうか?
脱毛に興味がある方は↓の記事を読んでみてください。
ぼくが実際に医療脱毛を受けたときの状況をまとめています。
[ミニマリスト]ひげを手放す。痛すぎると噂の医療脱毛に麻酔無しで挑戦した結果は・・・!
日焼け対策にはフェイスマスクオススメ
なお、ヒゲ脱毛を実施している方でしたら、フェイスマスクもオススメです。

「普通のマスクでいいのでは?」と思われるかもしれませんが、暑い夏にマスクをつけるのは熱中症を引き起こすリスクを高めます。
脱毛処理は費用がかかります(特に医療脱毛は高い)ので、日焼けして脱毛効果を下げるよりもしっかり対策をしたほうが、結果的にはコスパは良くなります。
このフェイスマスクは、よくあるフェイスガードと違い、首周りまでは覆いません。
また、マスクのように下側にゴムが無く、あご下を締め付けないです。
なので、息がこもりづらく、涼しいのでオススメです。
日傘をさしても地面からの反射光によって日焼けのリスクはありますので、念には念を入れることをオススメします。

熱中症防止
太陽の直射日光は体に当たると熱に変換し、体を急激に温めます。
特に頭は髪の毛が黒いこともあり、熱が溜まりやすく、結果熱中症になりやすいです。
日傘をさすことで、直射日光を防ぎ熱中症になる確率を下げることができます。
日傘というと白いものをイメージするかと思いますが、しっかり直射日光を防ぎ、日陰を作るには白ではなく、色の濃い日傘をオススメします。
僕が使っているのは、真っ黒な日傘です。
真っ黒な分、傘そのものは太陽光でかなり熱くなります。
しかし、傘が熱くなったからと言ってその熱が傘をさすぼくにまで届くことはありません。
熱は上に逃げていきますからね。
おかげで、真夏の35℃を超える炎天下の中でも長時間の散歩が可能です。
気温が高くても、日陰の中にいるだけで全然違います。

汗をかき過ぎたくない人にも、日傘はオススメですね。
夕立対策
日傘の中でも雨のときにも使える晴雨兼用の日傘を使えば、急な夕立でも濡れずに済みます。
夏場は天気が変わりやすく、とくに夕立は厄介なもの。
そんなとき、日傘をさしていれば慌てることは無くなります。
日傘をさすのが習慣化していれば、常に傘が手元にある状態になりますから傘を忘れてずぶ濡れになってしまった…という事態を防ぐことができます。
ここまで日傘をさすメリットを紹介してきました。
ここからは、そんな日傘をさすうえでの注意点を紹介します。
日傘の注意点
日傘の注意点は以下の通りです。
- 長時間雨の中にはいられない
- 風があると効果が薄い
詳しく解説していきます。
長時間雨の中にはいられない
晴雨兼用の日傘は、雨の中でも差せる日傘です。
じゃあずっと差していられるか、実はそうでもないんです。
長時間差しているとだんだん漏れてきます。
こちらをご覧ください。

これは傘を内側から撮影した写真です。
白く連なる点は、傘の縫い目から見える太陽の光です。
そう、日傘の場合はこんなにはっきり見えるくらい、大きい縫い目があります。
この縫い目から徐々に雨水が浸透し、傘をさす人の頭や肩に水滴が落ちてきます。
本降りの雨の中ですと、およそ5分もすれば水が垂れてくるようになります。
ですので、晴雨兼用の日傘を、雨傘としても同じように使えるかというとそうではありません。
あくまでも一時しのぎ。
雨傘と同じ使い方はできないと思ってください。
ぼくはよく雨の中でも散歩をします。
散歩の時間は長ければ2時間。
当然、晴雨兼用の日傘では頭も肩もびちょびちょになってしまいます。
なので、晴雨兼用の日傘をもっていますが、別に雨傘も持っています。

ただ、あの穴の大きさが傘の通気性を良くし、熱気がこもりにくい造りでもありますので、一長一短といったところですね。
風があると効果が薄い
日傘をさすとき、意外と注意がいるのが風です。
雨が降っている時ですと、雨の落ちる方向と風は一緒です。
雨が風に流されるので方向が揃う、と言ったほうがいいでしょうか。
なので、雨のときは風向きに合わせれば自然と雨も防げることになります。
しかし、日光と風は必ずしも方向が揃うとは限りません。
日光は西から差しているのに、風は東から吹いている…こんな状態の時、どんなふうに傘をさせばいいでしょうか。
傘をあおられないようにと東に向ければ、日光は自分に直撃します。
傘を西に向ければ、傘があおられ飛ばされるか、傘が壊れてしまいます。
風が無い日であればこのような悩みはありませんが、よく晴れているのに風がある日は厄介です。
なので、意外と雨傘よりも日傘をさす方が疲れます。
日光と風、それぞれに合わせて傘をさす向きを考えなくてはならないから。
ここまで日傘の注意点を解説してきました。
ここまで、聞くと「わざわざ日傘もつのは面倒くさいなぁ…雨傘は使えばいいじゃん」と思われるでしょう。
次からは、雨傘は日傘の代わりになるのか?を解説していきます。
雨傘で日傘の代わりはできないの?
結論から言えば、できます。
日焼けの原因となる紫外線も、熱を生み出す赤外線も雨傘である程度防げます。
なので、無理に日傘を用意しなくても雨傘をさすだけで十分です。

だからといって、コンビニによくある透明なビニール傘では全然効果がありませんから注意してくださいね。
ただし、本職である日傘には若干その効果は劣ります。
日傘は通常の傘と違い、UVカット処理がされていますので、日焼け対策は日傘のほうが上になります。
赤外線にしても実際に傘を差し比べてみると、雨傘のほうが光を通しやすく、その分熱さを感じやすいです。
手持ちの雨傘と日傘を比べてみました。


太陽を傘越しに見た比較は以下の通りです。


比較すると、雨傘は太陽が透けて見えますが、日傘は一切太陽が見えません。
日傘と雨傘とでは、これほどまでに日光の遮断に違いがあります。

前述した「傘の縫い目から光が見える」ですが、実際のところはその縫い目から漏れる光はほぼ日焼けや熱さには影響してないです。
夏の暑さは年々ひどくなっています。
これだけ暑さがひどいと、そのちょっとの違いが大きな影響につながります。
少しでも日焼けを抑え、熱さを防ぎたい人は日傘をさしたほうが確実です。
最後に
日傘について色々解説してきました。
日傘は日焼け対策…という時代は終わりました。
日傘は熱中症対策の必需品となっています。
時代の流れで見ても、男性が日焼けするメリットはあまりありません。
日傘をさすことに他人の目が気になるかもしれませんが、自分の身を自分で守るためにも、暑い夏の日は日傘をさしてみてはいかがでしょうか?
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。