時間の作り方 何からやめたらいい?ミニマリスト流時間製造術

どんな記事?

毎日忙しくて時間の余裕がない。そのせいで心にも余裕がない。
どうやって時間を作ればいいのか悩んでいる方に向けて時間の作り方を紹介

せい

こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。

この記事では、時間が無いと嘆く方に向けて何かをやめることで時間を作る方法を紹介します。

巷では時短家事・時短家電などあくまでもやること自体は無くさず、それにかける時間を短くするという方法が多いです。
しかしここで紹介する方法は、時短家電のような出費は無く、短くするのではなくやることそのものを無くすことでより効果的に時間を生み出す方法です。

それではさっそく方法を紹介します。

時間の作り方

時間の作り方は大きく分けて2つ。
やったらいいこと」をやめる事と、「やるべきこと」をやめる事です。

まずやったらいいことからやめ、次にやるべきことをやめていきます。

どうしてやったらいいことをやめたほうが良いのか、その理由を解説します。

やったらいいことをやめる理由

まず、やったらいいことと言えば、何を思い浮かべますか?

例えば運動や、健康に関すること。
あるいは趣味を持つことや、外にコミュニティに作ることなどでしょうか。

このようなやったらいいことをやめる理由は、緊急性が低いからです。

時間が無いという状況は、目の前の課題です。
今すぐ改善すべき状況といってもいいでしょう。

しかし、やったらいいこととされるものは、どれもすぐに結果が出るものではありません。
長期的な視点が必要です。

優先順位としてまずは時間確保を優先すること。
そのためには、緊急性が低く、今すぐ効果があるわけではないやったらいいことはやめることです。

やったらいいことは、時間の余裕があるときにやればいいことであり、時間の余裕が無い状態で無理に行うものではありません。

時間の余裕が無い状態で無理にやったらいいことをやる弊害

また、時間の余裕が無い状態で無理にやったらいいことをやるには問題もあります。

時間の余裕が無いときというのは、心の余裕もありません。
忙しいという状態ですね。
心の余裕が無い状態では、視野が狭くなり、長い目でものを見ることができなくなります。

つまり、結果をすぐに求めるようになってしまうということです。

しかし前述したように、やったらいいことというのはすぐに結果が出るものではなりません。
運動や健康にしても、長く続けなければその効果は出ません。

心の余裕が無いと、結果が出ないことは焦りやストレスに繋がります。
それらは徐々に怒りに変わり、

俺はこんなに頑張ってるのに周りの奴らは俺のことを認めない!結果も出ないし、こんな社会間違ってる!

というようになってしまいます。

あなたにも、時間の余裕が無いせいで他人に当たってしまったり、あるいは逆に当たられてしまったという経験はありませんか?

このような状態を、わざわざやったらいいことをやって作り出すことはありません。
やったらいいことは、確かにやれば何かしらいい結果にはつながります。
ですが、このように問題を作り出してまでやることではありません。

やるべきことをやめる理由

やったらいいことをやめたら、次はやるべきことをやめましょう。

いや、さすがにやるべきことはやめられないよ。

そう思われるでしょうが、実はそうでもありません。
ここでお聞きます。

あなたがやるべきことだと思ってることは、本当にやるべきことでしょうか?

どうしてこのように聞くかというと、世の中にはやるべきこととやったらいいことがごちゃ混ぜになってしまっている人がいるからです。

最初はやったらいいこととして始めた。
しかしそれが習慣になってやめられなくなったり、あるいは人に見栄としてやってることを喋ってしまいやめるにやめられなくなった。
中には親切心で始めたのに、友人や家族などにそれを当然のこととして受け止められてしまい、やめると不興を買うようになっていたり。

やったらいいことが、いつの間にかやるべきことになってしまっている。
そのような人が多くいると感じます。

ですから、ここで今一度振り返り、今あなたがやるべきことだと思っていることが本当にやるべきことなのか、自分に問いかけてください。

例えば、食事を例とします。

食事はもちろんやるべきことです。
食べなければ死んでしまいますからね。

ですが、食事のための料理や自炊はやらなかったとしても死ぬことにはなりません。
今は自分で料理しなくても食べられるものは買えますし、外食してもいいです。
自炊することは節約や栄養バランスを自分で調整できるので、やったらいいことではありますが、やるべきことではありませんね。

食事はやるべきことであっても、自炊はやるべきことではない。
このように考えることができます。

やるべきこととやったらいいことの区別の仕方

この二つを区別するための簡単な方法を紹介します。

それは、今すぐ必要か、長期的にみたら必要か、という視点で見ます。

前述したように、食事は今すぐ必要ですが、自炊は今すぐでなくてもいいです。
少し極端ではありますが、「今すぐこれをやらなくても死にはしない」ということは、やったらいいことに区分されます。
心の余裕を無くしてまでやる必要性はありません。

死を境界にして考えることは極端ではありますが、しかしそれ以外の境ではなんでもかんでもやるべきことに当てはまってしまい、『すべてやるべきことだった』で終わってしまいます。

しかしながらぼくは大げさとは思っていません。
時間の余裕が無いというのは忙しいということ。
つまり、すでにあなたの心が亡くなっているのです。
あなたの心が生き返るために、少し極端ではありますが、強引に死を境界として区切ったほうがいいです。

ここまではやったらいいことをやめるようにとお話してきました。
しかしここまで読んできて、

じゃあ自炊はやったらいいことだし、やめなくちゃいけないかな…

と、やめることに悩んでしまっていませんか?

次からは、逆にやめてはいけないことについてお話ししていきます。
やめてはいけないことが分かれば、あなたの悩みも解決します。

やめてはいけないこと

やめてはいけないことは、やるべきことともう一つ。
やりたくてやってることです。

やりたくてやってることは、あなたの心に楽しみや平穏、安心を与えてくれるとても大切なことです。
これは長期的な効果ではなく、今すぐあなたにその効果を与えてくれます。

やりたくてやってることをやめることは、逆に心につらさや貧しさを与え、生きる気力を失わせかねない危険な行為です。

やりたくてやってることは、絶対にやめてはいけません。

やりたくてやってることとやったらいいことの区別の仕方

では、やりたくてやってることとやったらいいこと、この二つはどうやって区別したらいいでしょうか?

それは、その行為を行うこと自体にあなたに影響があるかどうか、です。

例えば運動を例にしましょう。
運動が好きでやりたくてやってる人にとって、運動をしている瞬間は最も楽しいものです。
その人にとって、運動の健康効果とはおまけのようなもの。

あー、運動楽しかった!気分爽快!

しかし、運動を健康のためにやっている人だと違います。
運動そのものを楽しんでいるというわけではなく、あくまでも健康のため。
ですから、運動をすること自体は好きでもなく、渋々やっているようなもの。

それを行うとき、あなたの中に喜びや楽しみ、平穏の心が生まれるとしたらやりたくてやってることに分類しましょう。
一方、それを行うこと自体には何も感じず、ただその後の効果を期待して行っているのなら、それはやったらいいことだからやっているにすぎません。

今のあなたはきっと、どうにかして時間を作りたいと願い、つらい状況にあることでしょう。
しかし、やりたくてやってることまでやめてしまっては、もはや生きる気力さえ失いかねません。
やりたくてやってることは、絶対にやめないでください。

関連記事→楽しいだけならやめるべき?無駄なことはやめたほうがいい?

具体的な『やったらいいこと』が無い理由

さてここまで、やったらいいことの区別などお話してきました。
しかし、そろそろこう思われてきたかもしれません。

いい加減もっと具体的な内容を出せよ!どれも抽象的なものばっかりじゃないか!

しかしそれはなかなか難しいんです。
なぜなら、人によってやりたいことが違うからです。

あなたの周りに、料理好きな人と料理嫌いな人はいませんか?
この場合、料理好きな人にとって料理は楽しみであり、心の平穏をもたらしてくれます。
その人にとって料理とはやりたくてやってることに分類されます。

一方、料理嫌いな人にとって料理とはやったらいいことに分類されます。
楽しくないし、むしろやりたくないくらいでしょう。

ぼくは自炊というか、料理は好きではありません。
生きるため、節約のため、健康のためにやっているにすぎません。
ですからぼくにとって自炊とはやったらいいことに分類されます。

だからといって、自炊自体がやったらいいことというわけではありません。
自炊が好きな人も嫌いな人もいる。
それをひとまとめにして分類することは危険です。

好きでやっていることなのに、ぼくが勝手にやったらいいことに分類したことでやめなければいけないのかと悩ませることは、本意ではありません。
なので、ここまで具体的な事例を上げることは少なくしてきました。

やったらいいこと。
やるべきこと。
やりたくてやってること。
これらは人それぞれ。
だから、これらの分類自体はあなた自身に行ってほしいのです。

最後に

時間を作るために、なにをやめればいいのかを解説してきました。

おさらいします。

まとめ
  • まずやめることは『やったらいいこと』
  • やったらいいことは緊急性が低いから、まずは時間作り優先
  • やるべきことの中にやったらいいことが混ざっていないかチェック
  • やりたくてやってることはやめてはいけない
  • 「やりたくてやってること」と「やったらいいこと」は人それぞれ違う

時間づくりは何よりも急務です。
時間の余裕のなさは、心の余裕のなさにつながります。
そうなると、家族や友人、会社の人間関係にも悪影響を及ぼすことも…

まずは時間づくりを優先しましょう。

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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