一人暮らしの部屋掃除を習慣化するコツ!ポイントは『ついで』と『時間』です

せい

こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。

どんな記事?

一人暮らしの部屋の掃除を習慣化するためのコツを、具体的な内容を交えて紹介

掃除は取り掛かるのが面倒で、なかなか始めることができませんよね。

かといって、一人暮らしですから誰かが掃除してくれるということはなく、自分でやらなければいけない。

習慣化して、メンドくさいと感じないようになりたい…

そう望む方に、ミニマリストであるぼくが掃除を習慣化させるためにやってきたコツを紹介します。

このコツを意識すれば、掃除を面倒だと感じずにサクッと終わらせられるようになりますよ。

では早速そのコツを紹介していきます。

掃除を習慣化させるコツ

掃除の習慣化のコツは2つあります。

それは『ついで』と『時間』です。

これだけではピンとこないかと思いますので、実際にぼくが習慣にしている掃除の内容を交えて解説していきます。

掃除の内容

ぼくは朝、毎日トイレ掃除・床の掃き掃除・テーブル拭きを行っています。

これらは全て一度に行っています。

では具体的にどんな流れで行っているのかを紹介します。
かなり細かく紹介していきますが、その細かさが大切なので、それを伝えるために詳細に記していきます。

  1. トイレ(大)をする
  2. トイレにいるついでに便器の中をブラシで掃除する
  3. まだタンクに水が溜まりきらないので、その間に雑巾をベランダに取りに行く
  4. 雑巾を取る際、ついでにベランダは開けたままにしておく
  5. 雑巾を濡らしたついでにテーブルを拭く
  6. 拭き終えたら、トイレの水を流して便器内の掃除した汚れを流す
  7. 流している最中に便座を雑巾で拭く
  8. 雑巾を水で洗い、またベランダに干す
  9. ベランダを開けて換気しているついでにホウキで床を掃く
  10. 履き終えたらホウキを片づける
  11. ベランダを閉める

いかがでしょうか?

このように、ついでに行うことで一連の流れを無理なく、メンドくささを感じにくくさせています。

ついでの内容は、付け加えるのではなく前の行動の一部をそのまま活用することが大事です。

今回の例でいえば、トイレにいることを利用してトイレ掃除を始めたり、雑巾を取る際に開けたベランダは閉じないことで換気に利用したり。
濡らした雑巾を便座を拭くだけに使うのではなく、テーブル拭きにもついでに利用したり。

ついでを意識することで、それぞれの掃除を別々に行うよりもずっと手間は少なく、しかも止まらずに行うことで行動→行動→行動…と、テンポよく進めることができます。

また、行動を始めるには、既に習慣化できていることや生理現象など生きていくうえで絶対に行うものを起点に据えると良いです。
トイレにいったついでに、食事を終えたついでに、歯磨きを終えたついでに…このような行動につなげてみましょう。

既存の習慣や生理現象以外の、自分の意思で行動を始めることを起点にすると、その行動を起こすモチベーションが必要になります。
行動そのものが起こせないと、連鎖的に習慣化したいことも始まりません。
これは、習慣化の失敗になりやすい原因です。

また、時間も重要です。

一つ一つの行動の時間は可能な限り短くしましょう。

今回の例でいいますと、便器掃除はタンクの水が溜まる前に終わらせます。
時間で言えば、せいぜい20秒です。

そんなに短い時間で終わらせていいの?

と思われるかもしれませんが、いいんです。

なぜなら、毎日やれば汚れは溜まらないので、短い時間の掃除で全然キレイを保てるからです。

ぼくの床の掃き掃除はホウキを使いますが、その掃除時間も3分かかりません。
その3分も、掃除の時間だけでなく、ホウキを取りに行って、ゴミを掃いて、ゴミを塵取りで集めてゴミ箱に捨て、ホウキを戻すまでを含めて3分未満です。

3分を超えるような行動は、習慣化において避けたほうが良いです。

ぼくの経験上、3分を超えると途端にメンドくささを強く感じるようにあり、行うことが非常に怠くなります。

時間かかるから、今日はいいや…

…となってしまう可能性が非常に高いです。

習慣化を始めた最初はモチベーションも高いので、3分を超えても続けられる!と思いがちですが、2日3日と経つにつれて3分が大きな壁になってきます。

ですので、部屋の掃除を習慣化したい場合では、いきなり部屋全体を掃除するのではなく、テーブルだけをサッと拭くといった数秒で済むようなことから始めましょう。

習慣化にモチベーションは禁物です。
いかに楽に、意識せず、すぐに済むか。

せい

時間をかけないためには、いかに手抜きするかも重要ですね。

それが習慣化するための大事な要素です。

さて、じゃあ早速習慣化をはじめよう!と思ったかもしれません。
ですがその際、どんな習慣にしようか?と悩みますよね。

じゃあ誰かの習慣を真似してみようかなと思ったのなら、それは一旦ストップです。

なぜなら習慣化において、誰かの習慣は真似すると失敗することがあるからです。
次からは、どうして真似すると失敗するのかを解説します。

他人の習慣は真似しない

習慣化を始める上で、他人の習慣を真似したくなることがあるかと思います。

が、ぼくはそれをオススメしません。
その理由は2つです。

  1. 他人の習慣は完成されたものだから
  2. その人こその習慣だから

それぞれの理由を解説します。

他人の習慣は完成されたもの

他人の習慣を見ると、完璧でとてもすごいものだと感じやすいです。

ですが、ちょっと待ってください。

果たしてその習慣は、最初からそうだったのでしょうか?

完成された習慣といいましたが、少し表現を変えるとそれは『付け足しまくった習慣』です。

何の習慣もない状態から、いきなりそれだけの習慣を始めることができたのでしょうか?
ぼくはそうは思いません。

ぼくが今でこそやっている掃除の習慣も、最初はトイレ掃除だけでした。
トイレ(大)をしたついでに便器を磨くだけ。
便座も拭いていませんでした。

それがだんだんと便座を拭くようになり、ついでにテーブルも拭くようになり、ついでに床の掃き掃除もするようになり…と、徐々に付け足していって、今の形になりました。

一つの習慣が身に付くと、それを意識せずに、メンドくささを感じずに済ませるようになります。
すると、人はちょっと欲張りな生き物なので、「ついでにこれもやっておこう」となります。

そうして習慣の中身が付け足されていき、いつしか人様に見せてもいいと思えるレベルになって公開されているのが他人の習慣です。

それを真似して、果たして習慣化できるか…
ぼくは難しいと思います。

その人こその習慣だから

何を面倒に感じ、面倒に感じないか。
これは人それぞれです。
なので、他人の習慣を真似できないということは多々あります。

真似できなかったことに落ち込んでほしくないから、真似してほしくないんです。

どんなに時間を短くし、行動内容も減らしても、面倒なものは面倒です。

せい

ぼくは床の水拭きは面倒に感じませんが、食器のふき取りは面倒に感じます。

真似をしてみたら、案外面倒には感じないこともあるかもしれません。
ですが、必ずしもそうなるとは限りません。

何か習慣を始めてみたいけど、何を始めていいか分からない…

…という場合の参考にするのは、もちろんアリです。
ですが、あくまでも参考です。
ナンカ面倒に感じ、真似できなかったとしても落ち込むことはありません。

何を習慣化できるかは、人それぞれ。
習慣化ができないことが人の優劣を決めるものではありません。

真似ができなかったとしても、それはあなたに合っていなかっただけ。

真似ができなくて落ち込んでしまうという方は、最初から真似しないほうがいいです。

せい

真似をするのではなく、参考扱いにして失敗しても構わないくらいの気持ちでいきましょう。

床の掃き掃除を3分未満にしたいなら…

ここからは宣伝です

習慣化において大切なのは、『ついで』と『時間』であると述べてきました。

しかし、ついではともかく、時間となるとなかなかそこまで短くするのは難しいという方もいるかと思います。

どうやったら床の掃き掃除が3分未満で終わるのか?

その答えがミニマリストです。

ぼくはミニマリストなので、部屋の床は↓の状態です。

床にはほとんど物がなく、掃き掃除をするのが非常に楽です。
だから、3分未満で終えることができます。

どうしても掃除に時間がかかって、習慣化できない…

…という方は、まずミニマリストになってみませんか?

掃除に時間がかかる理由の大半は、物が多すぎることが原因です。
物が多いことでどけたりよけたり、元の位置に戻したりと余計な行動が増えます。

物を減らせばそういったことにかかる時間が減るので、掃除を短い時間で終えられるようになりますよ。

ミニマリストって何?と興味をもたれた方は、↓の記事を読んでみてください。
ミニマリストになるとはどういうこと?ミニマリストとは?

最後に

一人暮らしの部屋の掃除を習慣化するためのコツについて解説してきました。

もう一度まとめます。

まとめ
  • 習慣化のコツは『ついで』と『時間』
  • すでに習慣化できていることや生理現象の『ついで』に行うと習慣化しやすい
  • 前に行った行動の一部を利用することで手間が省けて楽になる
  • 時間は限りなく短くする
  • 一つの行動は3分未満
  • 他人の習慣は真似するのではなく、参考程度

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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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