今回の記事は、毎日ちょっとやっておくだけで大きな苦労をしなくて済むというお話です。
2年ほど前から習慣にしていることがあります。
それが、お風呂上がり後の浴室の水気のふき取り。
シャワーを浴びたら、まずは水切りワイパーでおおよその水を切る。
そうしたら体を拭き終えたタオルで、残った水気をふき取る。
この習慣を始めた理由は、お風呂掃除です。
以前はシャワーを浴びたら浴室内はずぶ濡れのまま放置でした。結果はあちこちカビだらけ。とくに落ちないのがタイルの目地。カビを取り除くためのスプレーを使い、何度も振りかけ、擦り、やっと落とした記憶があります。
その大変だった経験から、もう同じ轍は踏まないようにしたいと思い、どうしたらいいかと探したときに見つけたのが、風呂上りの水気のふき取りという方法でした。
それを続けてそろそろ2年。
ふと浴室内を見れば、なかなか落ちないカビの発生は抑えられていました。大変だったタイルの目地も、白いままです。
少し汚れてきても、タオルで強めに擦るだけで綺麗になります。
ただ失敗だったのは、浴室のドアのふき取りが抜けていたこと。ここはそんなにカビや汚れの発生が顕著ではなく、タイルなどにばかり注目していたためふき取りをしていませんでした。なのでこちらはカビが発生し、先日それを落としたことを記事にしています。
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今はこちらもしっかり水気のふき取りをしているので、これ以上のカビの発生は防げるはず。数年後にカビ除去に苦労することがないと期待したいですね。
水気のふき取りは、シャワーを浴びたら都度行います。それにかかる時間は約5分。
それを365日続ければ、年間でかかる時間は約1,800分。3時間ほどです。
いくらカビ取りが大変でも、1回で3時間はかかりません。そういう視点で見れば、毎日やるより1年に1回カビ取りしたほうが時間的には得です。
しかしカビ取りの苦労は時間だけではありません。擦っても擦ってもなかなか落ちない、その地味な面倒くささにあります。
あの面倒くささをもう二度と体験したくない。その気持ちが、毎日のふき取りを習慣化させました。
カビ取りはとても大変で手間、そして面倒。しかし、水気のふき取りは毎日だけど簡単で、慣れてしまえば苦労とも思わない。
1回で多大な苦労よりも、毎日の小さな苦労。
毎日の一手間がカビ取りの面倒くささを無くしてくれたと思うと、その一手間が報われたような気持ちになりました。『損して得取れ』とはこういうことかなと思います。
それではまた。
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