自炊で節約したいなら、味噌汁を食べましょう。

自炊したけど節約にならない…とお困りの方には、せっかく買った食材を腐らせてしまったり、手間がかかりすぎてせっかく買った調理器具を生かせないなどがあると思います。
さらに巷の節約術は、節約にはなるけど栄養面では心配になるような方法もちらほら。
そのような困りごとを解決してくれるのが味噌汁です。
どうして味噌汁をオススメできるのか、まずその理由を紹介していきます。
目次
味噌汁をオススメする理由
栄養豊富
味噌の栄養は言わずもがな。
味噌には適度な塩分とミネラル、原料となる大豆のタンパク質、発酵によって生成されたビタミン類が豊富に含まれています。
そこに具材となる野菜を入れれば、完璧です。
切って煮るだけのお手軽料理
味噌汁には複雑な調理方法も、お高い調理器具もいりません。
切って煮るだけ。
器具は包丁とまな板と、鍋だけ。
これだけで食べられるのが味噌汁です。
自炊で大切なのは継続できること。
そのためには、どれだけ手軽に作れるかはとても重要なポイントです。
具材は口に入るサイズに切ればOK。
火を通すのも、食べられる柔らかさになればOK。
この手軽さも、味噌汁の魅力といっていいでしょう。
野菜をしっかり摂れる
野菜を食べよう!と言われると、サラダを思い浮かべる人が多いと思います。
ですが、サラダのように生で食べると意外と量が食べれません。
見かけ上嵩があるように見えますが、実際にはスカスカだったりします。
しかし、味噌汁のように火を通すと、野菜はしんなりして柔らかくなり、嵩が減ります。
なので、サラダよりもずっと多くの量の野菜を、食べやすくできます。
しかも味噌汁は、他の調理法と比べて栄養素を逃がしません。
茹でたり炒めたりすると、野菜から出た水分と一緒に栄養素が逃げてしまいますが、味噌汁ならそれも逃がしません。
冷凍野菜も使える
味噌汁は加熱調理ですから、冷凍野菜も使えます。
自炊で失敗しがちなのは、食材が余り腐らせてしまうことですが、そういった食材は切って冷凍しておけば長く使えます。
このままでは食べきれないな…と思った食材は、冷蔵室から冷凍室に入れてしまいましょう。
味噌汁は、生野菜でも冷凍野菜も区別なく美味しく食べれる料理です。
ここまで、味噌汁をオススメする理由を紹介してきました。
味噌汁は自炊する上で心強い味方です。
簡単に作れて、栄養豊富。
具材は冷凍していいですし、味噌自体も発酵食品ですから長期保存がききます。
ここからは、そんな味噌汁で節約するためのポイントを紹介します。
味噌汁の節約ポイント
品数をむやみに増やさなくていい
味噌汁はそれ一つでほとんどの栄養素を摂取できる、完全食に近い料理です。
具沢山の味噌汁を用意すれば、味噌汁一つが主菜・副菜・汁物すべてを兼ねることができます。
ですので、他のおかずをあれこれ用意しなくて済みます。
光熱費はもちろん、調理器具や食器も汚さずに済みますので、洗う手間も省けて水道代の節約になります。
具材は小さいほどいい
具材を切るとき、小さめを意識すると火が通るまでの時間が短くなるので、光熱費の節約につながります。
ただ、調理するたびに小さく切るのは手間ですね。
なので、まとまった時間で一度に大量にカットしておき、冷凍保存しておくと手間も少なくできます。

旬の野菜を使う
今はスーパーに行けば、年中同じ野菜が手に入ります。
ついつい同じ野菜を手に取りがちですが、その値段はいつも同じとは限りません。
節約を意識するなら、旬の野菜を使いましょう。
旬の野菜は、
- 安い
- 量が多い
- 栄養が旬の時期ではないとき比べて数倍多い
とメリットばかりです。
料理を作る際、いつも同じ具材で作っていませんか?
「味噌汁ならこれ!」という定番の具材があるかもしれませんが、その定番からちょっと離れた食材で作ってみてください。
味噌汁はほとんどの食材と合うので、定番の具材でなくても旬の野菜を入れることができます。
意外な美味しさを感じる食材もありますので、ぜひ色々な食材で味噌汁を作ってみてください。

ぼくが美味しいと思ったのは、一度冷凍したブロッコリーですね。
冷凍することでしんなりしたブロッコリーに味噌味が染みこんで美味しいですよ。
旬の食材については、↓のサイトの一覧表がわかりやすいのでオススメです。
旬の食材カレンダー
今日の日付の月をクリックすることで、その月の旬野菜が優先表示されますので、分かりやすいですよ。
さらに節約したいなら?
ここまで様々な節約ポイントを紹介してきました。
しかし、中にはこれだけでは足りず、もっと節約できる方法は無いか?と求める方もいるかと思います。
更に節約したい人にオススメなのが玄米です。
前述で、味噌汁は完全食に近いと紹介しました。
そう、味噌汁だけでは完全食にはなれません。
足りない栄養素があります。
その栄養素を補ってくれるのが玄米です。
『一汁一菜』の語源ともなったメニューが、玄米と具沢山味噌汁。
玄米と具沢山味噌汁で、すべての栄養素を摂取できますので、他の品はいりません。
一汁一菜はただの節約・粗食メニューでなく、健康面もしっかり配慮した完全食なのです。
玄米は食べづらいと感じる人には

玄米が体に良いのは知ってるけど、硬くておいしくない…
そう感じる人にオススメなのがロウカット玄米です。
ロウカット玄米は、硬いと感じる表面のロウ部分を除去してあるので、玄米だけど白米と同じ柔らかさでありながら、玄米の栄養も取れる商品です。
しかし、ロウカットの処理が入る分、普通の玄米や白米よりも値段はかなり割高です。
ロウカット玄米を取り入れるなら、他のおかずなどはかなり抑え目にしないといけないでしょう。
ほかにも自炊節約術を公開中
ぼくは一人暮らし歴9年のミニマリスト独身男性です。
その9年はずっと自炊をして生活してきました。
9年間、いかに簡単で、面倒が無く、それでいてちゃんと栄養面に配慮した自炊生活にするにはどうしたらいいかを考え続けてきました。
その成果を他の記事にもまとめていますので、気になる方は↓から読んでみてください。
最後に
巷の節約術は、安い麺類・サービス品・もやしを使ったメニューなど、節約にはなりますが健康面への配慮が足りないものが目立ちます。
そのような目先のお金だけを考えた節約術は、いずれ体を壊すきっかけになり、医療費というマイナスに繋がる恐れがあります。
節約を意識しても、決して健康面への配慮を見失わないようにしてください。
無理のない、自炊節約生活を送れることを期待しています。
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ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
こんにちは。せい(@aodama_s)です。30代独身男性ミニマリストです。