[雑記]捨てて後悔した物はないけど、捨てることで買ったことを後悔した物はある

ミニマリストが聞かれたり、あるいは自問自答する問いの中には、「捨てて後悔した物はあるか?」というものがあります。

そしてこの問いに、多くのミニマリストが「無い」という答えを返します。ぼくも、捨てて後悔した物は思い浮かびません。

しかしふと思ったのです。捨てて後悔した物は無いけれど、捨てることで買ったことを後悔した物はそれなりにあるなぁと。

例えばサラダスピナー。3回買って3回とも手放し、どうしてサラダスピナーにあんなにこだわって無駄な買い物をしたのかと後悔しました。サラダスピナー、決して安い買い物ではないですからね…

こうした振り返りをしていると、サラダスピナーを買ったけども思ったように使えず、後悔したタイミングはいつなのかというと、捨てるときだと気付きました。

使えない・使わないからといって保管しているときでは後悔は特になく、いざ捨てるときにならないと後悔しないということです。

無駄な買い物をしないために重要なのは後悔だと考えています。後悔はネガティブな感情であまりほめられるようなものではありませんが、それでも大事なことだと思います。

後悔するから、次からは同じ過ちを繰り返さないようにどうするのかと、頭をフル回転させることができます。
「どうしてこんなものを買ってしまったんだろうか」
そうやって考えることで、無駄な買い物をしないようになります。

無駄な買い物をしないためには、無駄な買い物をしたことを後悔する必要があります。その後悔を感じるためには、捨てることが重要。使わないとはいえ、持ちっぱなしでは後悔することなく、また同じ失敗を繰り返してしまう。

そういえば、数年前にゲーミングチェアを買ったことがあります。が、座り心地が思ったようなものではなく、すぐ手放しました。買って1週間も持ちませんでしたね。以後、ゲーミングチェアには絶対に手を出さないように心に誓っています。

その強い誓いも、すぐに手放したことで生み出された後悔からくる気持ちなのでしょう。

それではまた。

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