冬も半ばまで終わりました。
こうなると、冬の美味しい食べ物も食べ納めが近づいているので、今のうちに食べ溜めをしておきたいという気になってきます。
そこで今日は、冬の味覚の柚子をジャムにしました。
今はほとんどの野菜・果物が年中食べられますが、柚子は冬しか食べられない貴重品。
しっかり味わってから春を迎えることにします。
それではさっそく刻んでいきます。
柚子ジャムを作る上で果肉をどうするかですが、捨てるのはもったいないので全部使います。
ただそのとき邪魔になるのが種。
みかんとは比べ物にならないくらい種がぎっしり。
もちろん食べられませんから、一つ一つ取り除いていきます。
柚子ジャムづくりはこれが一番手間です。
最終的に種はこれだけの量が取れました。
種を取り除き、皮と果肉を刻んだら鍋に入れ、砂糖を入れます。
砂糖は目分量。
煮詰めてから、味見しつつ調整します。
なので最初は砂糖は少な目。
柚子を煮詰める際、柚子は果肉を入れてもあまり水分が出ないので、そのまま煮詰めると焦げ付きやすい。
なので、最初は少し水を入れてます。
砂糖を溶かすための水という感じですね。
そうやって焦げ付かないよう弱火でコトコト煮込むこと40分。
皮が柔らかくなって透き通り、柚子ジャムの完成。
柚子ジャムの甘さは、そのときに何に使いたいかで調整しています。
お湯で割って柚子茶にするなら、砂糖を多くして甘めに。
パンに塗るなら、苦みを味わうために砂糖は少な目に。
今回はパンに塗る用として作ったので、柚子皮の苦みを感じるクセのあるジャムに仕上げました。
これをクセのあるライ麦パンに付けて食べると絶品です。
クリームチーズも一緒に塗るとなお良し。
普通の食パンでは柚子ジャムのクセが強すぎて食パンの風味を消してしまいますので、ちょっと微妙。
クセとクセを合わせた食べ物は最高ですね。
そういえば、近くの直売所では珍しい柿のジャムが売られていました。
ただ、あまり売れてないのか大量に並んでいる商品にはセールのシールが。
柿は確かに美味しいんですが、甘さしかないのが弱点ですね。
食感がいいんですが、そこしかないとも言えてしまう。
なので、食感を無くすジャムにして美味しいのか?
ジャムにして美味しい果物は、甘さ以外に酸味や苦みがあります。
そこそこいいお値段もしてたこともあって、今回は手を出しませんでしたが、次見かけたら食べてみようかな。
いや、いっそ自分で作るのもアリかも。
来年の秋まで覚えてたら、そのときに。
それではまた。
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